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iPadのペイントアプリをご紹介!価格や機能についてもイラストレーターが詳しく説明

こんにちは!
iPadだけで生計を立てているプロイラストレーター4年目のrii2です!

この記事は僕が実際に使用したiPadのペイントアプリについて紹介している記事になります。

「今後iPadでイラストを描きたいけど、何のアプリを使えば良いかわからない」
「たくさんアプリがありすぎて結局なにが良いかわからない!」

このような人たちに向けた記事になっています!iPadのペイントアプリについて詳しく知りたい方はぜひぜひ参考にしてみてください!

iPadのペイントアプリ7選

僕が実際に使用したiPadのペイントアプリ7つについて紹介しています!

料金、機能、特徴などについて詳しく紹介していきます!

iPadペイントアプリ1|Procreate

Procreate 機能 料金

Procreateの機能や価格について

料金1,300円

当ブログで再三紹介しているイラストツール。個人的にはこれがあれば他のツールはほとんどいらないと思えるほどの完成度の高いアプリ。

iPad用に開発された、すっきりと洗練されたUI(ユーザーインターフェイス)で高性能のペイントエンジン『Silica M』は他のペイントアプリになはいほど軽くスムーズな描写ができます。特にたくさんの処理を必要とする「ぼかしツール」や「歪みツール」がカクツキがほとんどないのはこのアプリだからこそできる事だと思います。

Goodポイント

・見やすいUI

・豊富なブラシでカスタマイズ性も高い

・他のアプリに追従を許さないほど軽くスムーズな描写

・描き出しから完成までのデーターを記憶しているのでタイムラプス動画で書き出すことができる。(ヒストリーで遡れるというわけではありません)

Badポイント

・キャンパスサイズによってレイヤー数制限がある

*作成できる最大サイズとサイズに応じたレイヤー数の詳細はこちらの本に載せています。
・キャンパス外に出たピクセルが消えてしまう

・選択範囲で選択した際の選択範囲調整が弱い

この他注意点はこちらの記事にまとめています。

注意しておくべきProcreateの弱点色々

続きを見る

こちらで販売している本で使い方を説明しています。

絵描きが使うiPad本 [Creator×iPad_vol01 ]

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iPadペイントアプリ2|CLIP STUDIO

CLIP STUDIO 初心者 使いやすい

CLIP STUDIO PAINTは初心者でも使いやすいイラストツール

月額240円~

今や国内のPCを使うプロからアマチュアまで漫画家やイラストレーターの大多数が使っている制作ツールのiPad版。リリースされた日はTwitterのイラストレーターの人たちがついにiPadを買う時が来た!とざわついていました。最近では漫画家さんからiPad×clip studioで描いているという話をよく聞きます。

このアプリが高く評価されている理由はPC版のクリスタの機能がほとんど全て使える点です。PCでクリスタを使っていたユーザーは画面の情報量とサブスプリクションが気にならなければそのまま移行することができます。

Goodポイント

PCからそのまま移植されため、豊富な機能が使える。

PCと同じようにキーボードショートカットが使え、ショートカットをカスタマイズできる。

・上記に加えiPad向けにツールやコマンドを登録して画面上に表示できる『クイックアクセスパレット』もある。

Badポイント

・ツールなどの描写が細かくiPadの画面では小さく感じる

・ツールバーがありキャンバスの表示サイズを圧迫している

・機能がありすぎて画面がごちゃごちゃしている

・サブスプリクション制(月額)でランニングコストがかかる

料金

EX
1ヶ月:980
1年:7800円(650

PRO
1ヶ月 480
1年:2800円(240

iPadペイントアプリ3|Adobe fresco

Adobe fresco アナログ 対応

Adode Frescoはアナログで水彩や油彩も表現できる

月額1080円

201910月にAdobeからリリースされたペントアプリ。このアプリの売りとしてはアナログブラシが使え、ピクセル、ベクター描写もできるという点。

アナログブラシの水彩と油彩の描写は他のペイントツールでは表現できないようなアナログ的な表現ができるので、描くイラストのテイストによってはマッチするかも、その反面インクの広がりを制御しにくいので人によっては使い辛いブラシといえます。

アナログブラシ以外に普通のブラシでピクセル描写と、ベクターブラシによるベクター描写ができます。ピクセルブラシはPhotoshopのブラシを読み込むことができます。ベクターブラシは残念ながら使いづらいようです。

Goodポイント

・アナログブラシ描写が他のアプリにはない描写

PCPhotoshopユーザーは同じ会社のツールなので移行しやすい

Photoshopのブラシデータが使え、書き味はPhotoshopに近く描きやすい

Badポイント

・アプリの完成度としたはまだまだこれからという感じなので今後のアップデートに期待
・基本は無料で使えますがサブスプリクション高解像での書き出し、PDFPSDの書き出しができます。

Adode Fresco アナログ ペン

iPadペイントアプリ4|Affnity Photo

Affnity Photo ブラシ 充実

AFFINITY Photoはブラシ機能も使える

料金2,440円

写真編集をメインとしたアプリでブラシ機能もありペイントアプリとしても使えます。イメージとしてはAdobe PhotoshopiPad版という感じのアプリです。

他のペイントアプリと比べると描写のスムーズ感などが弱いものの、レイヤー効果や豊富なフィルターなど写真やイラストの編集アプリとしては個人的には最高峰のアプリだと思っています。

Goodポイント

・高機能でPC版のPhotoshopのような使い方ができる

・新機能や機能の紹介などのチュートリアルが豊富

・日本語の精度が高くわかりやすい

・ヒストリーが最大2048回記憶でき、イラストを閉じても保存されているので遡れる

Badポイント

・ブラシの描写のレスポンスがあまり速くない為、ほかのペイントアプリと比べると少し描きにくい

・レイヤー機能やショートカットがわかりづらい

操作方法などを軽くまとめた本を販売しています。

絵描きが使うiPad本 [Creator×iPad_vol02 ]

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iPadペイントアプリ5|Affnity Design

Affnity Design イラスト

AFFINITY Designerはイラスト政策に特化されたアプリ

料金2,440円

上で紹介したAffinityPhotoの効果機能を削り、イラスト制作に特化したようなペイントアプリ。特にAffinityPhotoではほとんど使えないベジェ曲線での描写が強化されています。ベジェ描写のグループ化や、文字のベジェ化などAdobe Illustratorのような使い方ができます。

iPadペイントアプリ6|ArtStudio PRO

ArtStudio PRO iPhone 使用可能

iPhoneでも使用できるArtstudio Pro

料金1,480円

こちらはご存知ない方も多いと思いますが意外と使いやすいペイントアプリ。
頻繁にアップデートがされ、グラデーションマップやトーンカーブ調整など多くの機能が追加されています。残念なのは日本語対応しておらず英語のみなので英語がわからないと、どこにどの機能があるか分かりにくい点。

iPadペイントアプリ7|Adobe Photosop

Adobe Photosop 機能 価格

Adode Photoshopの機能はこれからに期待

月額1,080円

201911月にAdobeから大望のphotosがリリースされましたが、これは現状だと諸々残念な状態です。今後アップデートで機能が追加されていくとはおもいますが、当初PC版のPhotoshopと全く同じ機能が使えるという触れ込みでしたがPC版のものとは違うものになりそうです。

まとめ

このようにiPadとを使ってイラストを描くと言ってもアプリによってかなり書き味が違うので自分にあったアプリを探してみるといいと思います。個人的にはprocreateをメインとして、加工などのサブの部分でAffinity Photoを使っています。

iPadを使うイラストレーターの方と話した体感ではアプリの人気としてはclip studioprocreateが人気だと思います。

 

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  • この記事を書いた人

Rii2

当ブログの管理人。iPadでイラストの仕事をしながら世界中でノマド生活をしています。iPadでどこでも、いつでも仕事ができるという働き方を体現しています。

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