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【2021年版】急速充電器のW数について解説&オススメ充電器を紹介

iPhoneやiPadを使用する際に、充電器は欠かせないですよね。充電器(コンセントに刺す部分)を変えるだけでiPhoneやiPadについている純正の充電器よりかなり早く充電ができることをご存知でしたか?意外と知らない方も多いのではないでしょうか?

単に充電器といってもメーカーや種類、出力できるW数など実は奥が深いのです。今回はどれを選べばよいかわからない、そもそもW数ってなに?という疑問にお答えしておすすめの充電器について書いていこうと思います。

本記事の内容は、以下の3つです。

  1. W数で変わる充電スピード
  2. Ankerの充電器をオススメする3つの理由
  3. オススメの充電器を紹介

ちなみに、僕は普段iPadを使って仕事をしているのですが、Ankerのというメーカーの充電器を愛用しています。
Anker製品を初めて買ったのはモバイルバッテリーだったのですが、商品のクオリティーや企業努力がすばらしいな感じ、今ではAnker製品なら間違いないなと思うようになってしまいましたw

付属の充電でいいのでは?と思っている方や充電器選びに悩んでいる方も、この記事を読み終わった頃には、自分に適した充電器がわかると思います。

W数で変わる充電スピード

オススメの充電器を紹介する前に、W数について解説します。W数というのは、充電器が流せる電力量のことです。この数字が大きければ大きいほど、多くの電力量を流すことができます。つまり、W数が高ければ充電スピードが速くなるということです。

しかし単にW数が高い充電器を選べばよいかというとそういうわけではありません。なぜかというと、デバイスごとに電流の量に最大値が設定されているのでそれ以上のW数を使っても上限以上のスピードは出ないのでせっかくの充電器が無駄になります。たとえば、iPhoneの場合は最大20Wに設定されているので、65Wの充電器を使っても20Wまでしか電力量が流せないので折角の性能が発揮できません。そのためまずはデバイスごとに設定されているW数を確認しましょう。

逆にいうと他の65W対応のデバイスがあれば65Wの充電器一つでどの機器も急速充電できるので、無駄になるということではないのですが、充電器は流せるW数の量に応じて大型化してしまいます。ちなみに「急速充電」というのは、最大W数付近で充電することを言います。こちらは今年発売されたAnkerのNanoⅡシリーズのサイズ比。コンパクト性をとるならW数が低いものと思っていただければいいでしょう。(ただ、このNanoⅡシリーズは65Wでもとても小さいです)

以下代表的なはApple製品のそれぞれの対応W数です。

各W数と代表的な機種

60Wの代表機種は、MacBook Pro(2016年以降のモデル)

45Wの代表機種は、12.9インチのiPad Pro

30Wの代表機種は、12.9インチのiPad Proを除くiPad、MacBook Air(モデルによる)

20Wの代表機種は、iPhone(8〜11シリーズまでは18W)

iPhone付属の充電器(iPhone11Pro、Pro Maxを除く)は5Wまでしか流せないので、充電が完了するのに3時間以上かかります。対して、20Wで充電した場合は、2時間前後で完了します。

Ankerの充電器をオススメする3つの理由

上で書いたように僕はAnker製の充電器を愛用してしています。その理由は次の3つです。

  1. 低コストで高品質
  2. 安心の保証対応
  3. 顧客満足度を重視

低コストで高品質

Ankerは、コストパフォーマンスが優秀点で多くのファンがついていると感じます。
例えばAppleの充電器と比較しても

  • Apple純正の61W充電器は7480円
  • Ankerの65W充電器は4440円

と非常に安価で、品質もよく、さらには独自の技術でAppleの充電器より大幅に小型化に成功しています。
家電量販店で並んでいるものや、Amazonで検索すると安くて高W数の中国ブランドの充電器が出てきますが表示W数がでなかったりすぐに壊れたりとオススメできません。その反面、Ankerというブランドは充電器を初めとするガジェットでブランド名が認知されるほどのものを出しておりそういった質の悪いものを掴ませる心配がありません。

安心の保証対応

また、Ankerの保証対応が素晴らしいのもいい点です。Anker製品は、全商品18ヶ月という長期保証が付いています。
これも企業努力と製品への自身の現れだと思っています。半年くらい使用してから不具合が起きると、「自分が壊したのかもしれない」と諦めてしまうこともありますよね。よほど粗く使っていない場合、交換対応してくれるようなのでその点もおすすめの理由です。僕はモバイル充電器を2年くらい使っていますがいまだに壊れていないのでこの保証をつかった事はないのですがw

顧客満足度を重視している

Ankerが他社と比べて知っている人は知っているというブランドになったのは、顧客満足度を重視しているからです。Amazonのレビューを重視するという方針があるため、商品の改善に全力を尽くしています。毎年新技術を投入した新作を発表しており、起業努力が素晴らしいです。上で書いたように、AppleとAnkerで同じW数の充電器でも、圧倒的にAnker製品の方が小型化に成功しています。それに対してAppleの充電器はブランドにあぐらをかいてないか?と思うほどです。

オススメの充電器を紹介

と、ここまでAnker製品への愛を語ったところで、Anker製のオススメの充電器をいくつか紹介します。

Anker Nano II 30W (PD 充電器 USB-C)

こちらの商品は今年出たばかりの新作で、特徴はなんといってもサイズがコンパクトなこと。 

独自技術「Anker GaN II」を採用

約2年の研究開発を経てGaN (窒化ガリウム) 搭載USB充電器が第二世代に進化。電源ICと回路設計に革新を起こしGaNの持つ素材の力をさらに引き出したAnkerの独自技術です。スイッチング周波数を約2倍に高めて電子部品を省サイズ化するとともに、高周波化の弊害として発生する熱およびEMI (ノイズ) を、内部基板部品の立体配置と回路構造の最適化 (PCBA 3D スタッキング) で抑えました。結果として、厳しい安全基準を満たしながらさらなる小型化に成功しました。

「Anker GaN II」という独自の技術で大幅な小型化に成功した充電器で、このサイズはiPhoneの初期の充電器とほぼ同じサイズでW数は6倍です。ガジェットは何かとスペースを取るので、このサイズで持ち運べるのは便利です。特に荷物を少なくしたいノマドワーカーの方にオススメです。30Wはスマホやタブレット端末など幅広い機器の急速充電に対応しているので、iPhoneやiPadをカフェで1台充電するのであれば充電器はこれ一つで十分と言えます。

  • W数は30W
  • サイズがコンパクトなので、ノマドワーカーに
  • iPad(Proを除く)やiPhoneの充電に

 
Anker Nano II 30W (PD 充電器 USB-C)

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Anker Nano II 45W (PD 充電器 USB-C)

こちらは上と同じ「Anker Nano II」ですが、W数が45Wになったバージョンです。W数が45Wになると、12.9インチのiPad Proの最大充電にも対応しています。
30Wタイプは2,990円ですが、45Wタイプは3390円。15W増えたにも関わらず、お値段は400円しか変わりません。30Wタイプと比較して一回り大型化しているのですが、もう一点魅力的な点としてコンセントへの差し込みプラグが折り畳める点があります。差し込みプラグは金属で少し尖っているのでサイコロ型のNanoシリーズだとカバンに入れていると他のものを傷つけてしまう恐れがあるのですがこちらは収納できるのでその点もカバーされていていいなと思いました。その点からも少し大きくなりますが30Wのものよりオススメです。

  • W数は45W
  • 12.9インチのiPad Proに最適
  • コンパクトサイズなので、ノマドワーカーにも
  •   

  • プラグ部分が収納できるので他のものを傷つける心配がない

 

 
Anker Nano II 45W (PD 充電器 USB-C)

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Anker PowerPort Atom III 63W Slim (PD 充電器 4ポート USB-C)

個人的に一番オススメなのがこちらの商品。4ポート(USB-Cが2つ、USB-Aが2つ)もあるので、1度に4つの機種の充電が可能です。僕は最近typeAのプラグをたまにしか使わないので多くても同時で3台の充電しかしないのですが、逆にプラグが1つだとiPadとiPhoneを同時に充電できなかったりと困るのでプラグが二つ以上ついているものを探してこれに行きつきました。

type Cのプラグは45wと18wの出力ができるのでメインで使いながら早く充電したいiPadは45W、サブや使っていないものは18Wのプラグで充電しています。サイズ的にも薄型軽量で持ち運びやすいです。差し込み部分が大きくならない設計になっているのもオススメポイント。個人的にかなりこの商品を買って良かったと思っています。

  • 複数の端末を同時に充電可能
  • iPad(45W)の最大充電にも対応
  • 薄型軽量だからノマドワーカーにも最適
 
Anker PowerPort Atom III 63W Slim

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Anker PowerLine III USB-Cケーブル (1.8m ブラック) 60W 

最後にケーブルも1つ紹介しておきます。こちらのケーブルは60Wまで対応しています。ケーブルの場合は高いW数でもそこまで値段に違いがないので、なるべく高いW数に対応しているのものを選ぶのがオススメ。こちらも、Anker製品なので耐久力も強いです。持ち運びの多いノマドワーカーなどにもオススメですね。iPhoneの付属ケーブルは1mなのですがたまに長さがもちょっとあれば…というときがあるので1.8mはベストな長さだなと思います。

  • 60Wまで対応
  • iPhoneからiPad、MacBook Proまで使う方にも
  • 耐久性が高いので、持ち運びが多い方に
 
Anker PowerPort Atom III 63W Slim

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まとめ

長くなったので、ポイントをまとめます。

W数で変わる充電スピード

  1. W数とは充電器に流せる電力量のこと
  2. W数が高いと充電スピードが速くなる
  3. デバイスごとに最適なW数を選ぼう

Ankerがオススメな理由

  1. 低コストで高品質(コスパがよい)
  2. 安心の保証対応
  3. 顧客満足度を重視

今回は意外と奥の深い充電器のW数の説明やAnkerのオススメ充電器について紹介しました。個人的にコスパ、品質を求めるならAnkerは最高なのでぜひ使ってみてください。

  • この記事を書いた人

Rii2

当ブログの管理人。iPadでイラストの仕事をしながら世界中でノマド生活をしています。iPadでどこでも、いつでも仕事ができるという働き方を体現しています。

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