キャラクターイラストがとても上手い方でも普段ドラゴンを描かれていない方が描いたドラゴンのイラストはここをもう少しこうしたかっこよくなるのにもったいない!と思うことがあるので動画で解説しました。
ドラゴンを描きたいけどどう描けばかっこいいドラゴンになるのかな?とわれている方も動画を見ていただければ架空の生物を描く上で気をつける点がわかるかと思います。
かっこいいドラゴンの簡単な描き方
カッコいいドラゴンの描き方には、5つの手順があります。描き方の手順をふめば簡単にかっこいいドラゴンが描けるようになるので、ぜひ参考にしてみてください!
下記ではドラゴンの描き方を部分ごとに動画・イラスト込みで紹介しています!
まずはベースになるドラゴンのイラストを決める
こちらのよく見るデザインのドラゴンをリデザインしてきます。
こういうデザインでも問題ないのですがモンスターや動物が好きな身からするとここをもう少しこうしたらより良くなるのに!と思う点が多々あるのでそこを説明しています。
ドラゴンの描き方1|頭&体のシルエット
こちらの動画では頭と体のシルエットを修正します。
頭はドラゴンの印象を決める重要な点です。
体のシルエットはぱっと見の印象を決める大きな点ですので有機的な流れやかっこいいと思えるシルエットを意識して描いています。
ドラゴンの描き方2|手&足
こちらの動画では手足の立体感を意識しつつ爪のをかっこよく描く描き方を説明しています。
ドラゴンの描き方3|翼&鱗
こちらの動画ではドラゴンの代名詞ともいえる翼のデザインについて説明しています。
特に翼のデザインは修正前のものをよく見て気になっています。
ドラゴンの描き方4|グラデーション
こちらの動画ではドラゴンの情報量を増やすために鱗にグラデーションを入れていきます。自然界の生物も鱗や皮膚は複雑な色が入っているので単色だけで完成しないようにしましょう!
ドラゴンの描き方5|仕上げ
こちらの動画では仕上げの段階として上から描き込んでいく工程です。細かい所を描く時も全体の明暗を意識しつつ進めていくいいと思います。
ドラゴンの骨格や筋肉の描き方がわからない人におすすめな本
このような感じで、僕は架空のモンスターでも生物的な見方をしたデザインを意識して描いています。こちらでベースのドラゴンはひとまず完成ですが次回の動画では体型や骨格をアレンジしてオリジナルのドラゴンをデザインする方法を解説していこうと思います。
骨格や筋肉の流れがわからず描けないと思われる方は前回の記事で紹介した動物やモンスターの骨格、筋肉を解説した本をオススメします。
幻獣デザインのための動物解剖学
モンスターを描きたいと思っている方はぜひ読んでほしい一冊。ルーカスフィルムやディズニー『ジュマンジ』『ブラザー・ベア』『ポーラー・エクスプレス』と映画数多くの映画内でクリーチャーデザインを担当したテリル・ウィットラッチさんが書いた本です。この作家さんの本は他に2冊出ているのですが、この本が一番おすすめです。というのもデザインはもちろんのこと筋肉構造、骨格まで丁寧に解説されているのでこの本を読んだ後にはモンスターを描きたい欲が抑え切れなくなるんじゃないかと思います。
An Atlas of Animal Anatomy for Artists (Dover Anatomy for Artists)
動物の筋肉構造、骨格を把握するにはこちらの本をおすすめします。犬、ライオン、猫、鹿、牛、馬などモンスターをデザインする上でベースとなる種類の生物の骨格、筋肉を前横後ろから描かれています。洋書なので本文は英語なのですが文章がほとんどなく、わかりやすくイラストが大きく載っています。安価なので買っておいて損はない一冊です。