イラスト ノマドワーク

フリーランスとして一年経過!仕事について振り返る

さてこの九月でフリーランスのイラストレーターとして早一年が経ちました。
作年の9月に専門学校を卒業して4年間務めたゲーム会社を退社してフリーランスになりました。

今回はフリーランスを目指されている方の参考になればいいなということでフリーランスになった理由を書いてみます。

時期尚早だったかも?

フリーランンスを目指すだいたいの人は会社員のうちにこれくらい仕事やツテがあればフリーになっても生活費を稼げると思って会社を辞めてと思うのですが、僕の場合仕事を辞めた当初は1番稼げた月でで会社とは別で20万くらいで、ちょくちょく仕事が入ってくるようになった程度でした。

そんな状況でも退職に踏み切ってフリーランスになったのはいくつか理由があります。

 

当初の計画は貯蓄頼み

会社の頃にある程度貯蓄をしていたのでしばらく仕事が来なくても貯蓄を切り崩しながら生活をしようと思っていたからでした。

フリーになったところでフリーとして生活ができなければまたどこか別の会社に入ればいいしという感じの軽い気持ちでした。

*僕の場合ここに海外ノマド生活が入ってくのでフリーで海外を放浪する期間は仕事が全く入ってこなかったとしても会社で貯めた貯蓄を使ってやりたいことができるボーナスステージという考え方でした。

 

いずれフリーになるなら早いのに越したことはないのでは?

これがもう1つの大きな理由です。

前の会社はプロジェクト間の交流がほぼなく働いていても人脈が増えていく感じはあまり受けませんでした、そして会社員としてイラストを描く以上名前が表に出ることはほとんどない。そう思ったときに今から名前を出して多少きつくてもフリーランスになって一年活動した一年後と、一年後から初めて名前を出して活動するのでは同じ一年後でも依頼される仕事の量が変わってくるのではと思いました。

フリーランスというのは自分が1つのブランドや会社というようなものなので創業するのが早いのには越したことがないのではと思いました。

 

ゲーム会社で描くことのジレンマ

僕が務めていた会社は自社ブランドのスマートフォン向けの3Dゲームを開発、運営しているところで、僕はゲーム内のモンスターやアバター衣装のコンセプトアートを描いていました。自分の描いた絵は上司とリーダーのチェックを通り、3Dモデラーに渡り3Dになってゲームに実装される。その過程で僕の描いた絵を見るのは30人もいないし、描いたと発表する機会もない、という事に悩みを感じるようになりました。

もちろんデザインは僕がデザインしたものなのでいいのですが1週間かけて描いた絵が殆ど人目に触れないのならフリーとして少しでも多くの人に発表できる仕事をしたいと思ったのも1つの理由でした。

 

自分が描いたと言えるのだろうか?

上でデザインは自分が考えたと書いていますがそのデザインもリーダーの顔色を伺って描いているなと気がつきました。
新卒で入った会社なのでリーダーの意見に反抗するのはなかなか難しく、こう描いておけばいいだろう。と思いながら上司の好みに合わせてチェックが通るように描いていたり何度も修正が入ると自分が当初いいと思っていたデザインからは離れてしまって自分が考えたとは言えないだろうと思っていました。

もちろんフリーランスになったからと言ってその辺りが改善されるかと言われればそうでないことも多々あるとは思いますが少なくとも自分に発注してきてくれているからには会社員時代の時よりは任せてもらえるんではないかと思いました。自分が嫌だと思うならならそれ以降はそことの仕事はしなくてもいいわけですし。 

2月までは支出横ばい

去年の10月から2月にかけては短いものはあったものの大きな継続案件もなく、お話をいただいても開発中止になったりと月によってまちまちでした。まあ始めなのでこんなものかなと思って生活してました。

それでも海外生活でトータルではプラスマイナスゼロむしろ少しだけプラスかなというところでした。

具体的な収入の数字はファンボックスの記事に書いていましので支援を!w

1年後、2年後もこんな状況が続くのはやばいのですが僕の場合冒険というやりたいことを続けられているうえで、お金も稼げているのでこの環境ですらラッキーですし、生活的のにも苦は感じていませんでした。大口案件がポシャった時は流石に落ち込みましたが。

3月から3ヶ月帰国

前の会社で人脈なんてほとんどできなかったなーと思っていたもののよくランチに行っていた方が転職先で僕を紹介してくださり、アートディレクターの方も僕のツイッターを知ってくださっていたことからお仕事がいただけることが決まり、日本に帰っていました。今はそこの仕事をメインにしながら他の会社をちょこちょこやっているような感じになっています。

 

まとめ

と、こんな感じの一年でした。
個人的には今ところ仕事を辞めて良かったことばかりなので後悔したことはまだありません。辞めずに今も会社にいたら海外に行くということも先送りにしていけていなかったかもしれませんしフリーになって良かったです。

やっぱり縁とSNSでの発信が大事なんだなと感じたのでこれからフリーを目指され流方はその辺りを意識てはいかがでしょうか。

  • この記事を書いた人

Rii2

当ブログの管理人。iPadでイラストの仕事をしながら世界中でノマド生活をしています。iPadでどこでも、いつでも仕事ができるという働き方を体現しています。

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