先日、パソコンを持っていないのでアナログで描いているという方とお話をしてiPadをオススメしたのですが、考えてみればパソコンは高価で学生さんなどには手が出しづらい価格ですよね。
最近の方は指とスマートフォンで凄いイラストを器用に描かれていたりと僕の頃にはなかったデジタルイラストへの入り方をされているなと思いました。それでもやっぱりもう少し大きな画面で描きたいという話を聞くので今回はそんな方になぜiPadがオススメなのかという理由を書こうと思います。
モバイル端末の魅力
まずはiPadの最大の魅力とも言えるモバイル端末としての魅力。iPadはiPhoneのようにモバイル端末として持ち運ぶことができる点が最大の魅力的で、通学中や通勤中の電車の中や、散歩しながら気に入ったところで風景をスケッチしたり、カフェでイラストを描いたり、ベットの上でゴロゴロしながら描いてみたり、場所に囚われずにiPadを開けばいつでもイラストを描けるという利点はiPad Proが出るまではできなかったワークスタイルです。
詳しくはこちらの記事で書いています。
液タブとしての魅力
PCでイラストを描く場合、画面のない板にペンを使ってモニターを見ながら描く[板型タブレット]と、液晶が付いている[液晶タブレット]を使うという2パターンがあり、板タブは手元とイラストの画面が離れているので慣れるまでは違和感があります。iPadは液晶タブレット型なのでペンの先に描写されるので直感的にイラストが描け、線画を使ってイラストを描く方などに人気です。僕の学生の頃は板タブは1万くらいからあったのに対して液タブは15万くらいしていました…
液晶タブレットは画面がツルツルなの使いにくいという方もいますがペーパーライクフィルムを貼れば少しざらつきが出て紙に書いている感覚に近くなります。
コスパが素晴らしい
iPadを未経験者にオススメする大きな理由がこちら。
デスクトップパソコンでイラスト制作する場合
本体、ソフト、モニター、タブレット、キーボード
iPadでイラスト制作する場合
本体、アプリ、Apple pencil
と、手軽に揃えることができ、金額もiPad 32GBであれば38,280円(税別)で購入することができるのでペンも含めて5万円未満で環境を揃えることができます。ただ、32GBはすぐに容量がいっぱいになるのでは追加で1万円払って容量の多い128GBを購入することを強くオススメします。
iPad 10.2 (2020)128GB
性能が素晴らしい
安いからと言って性能が低いかと言えばそうでもなく、イラストを描く分にはストレスなく十分に使えます。iPad proを壊してiPadを代用として買って使っていたのですが iPad proと遜色なく使えました。メモリや画面サイズ、描きやすさなどはもちろんproの方がいいのですが、どちらも同じOSで使い勝手は変わらないなという印象でした。また、2019年のOSアップデートでiPad OSになりApple pencilの追従スピードも上がり書き味はさらに良くなりました。*2020年モデルのiPadは2年まえのiPad Proと同じくらいのチップを積んでいます。
【2020年9月】iPad 第8世代が発売!
2020年9月にPad第8世代が発売されました!
搭載されているA12Bionic
ノートパソコンの次の形。イラスト以外も完結
タワー型のデスクトップパソコンと比べるとやはり本体のスペックは劣りますが、ノートパソコンと iPad proを比べてみるとiPad proの方が性能が高く、重さも軽いという利点がありデジタルで絵を描く方はiPadを買えば事が足ります。
そのまま使うと物理キーボードがなくタイピングがしづらいのですが、スマートキーボードを買えばタッチのできるノートパソコンのように使えるのでタイピング作業も問題なく進められます。
まとめ
このような感じでiPadを買えば初期費用を抑えつつ、どこでもデジタルイラストを描けるので初めてのデジタルイラストのツールとして、すでにPCを持っている方は出先で使うサブ機として強くオススメです。分からないことがあればTwitterで質問していただければお答えしますのでお気軽にどうぞ。
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