最近読んでタメになったオススメ本5選【2020年9月】

今回は最近読んで面白いな、勉強になったなと思った本をご紹介します。
イラストの技法本、ドラゴン辞典、マーケティング、旅行写真とジャンルはバラバラですがどの本もオススメの一冊です。

吉田誠治作品集　パース徹底テクニック

イラストレーターの吉田誠治さんの画集。
背景イラストを描かれる方を考えた時に1番最初に頭に浮かぶのが吉田誠治さんです。構図や色使い、省略のしかたがとても気持ちいいイラストを描かれる方です。半分が作品集、残りの半分がパースを使った描き方やテクニックを解説してある画集です。

収録されているイラストが素晴らしいのはもちろん、背景イラストのメイキングを初心者にもわかりやすく解説していただいており背景を上達したいと思っている方にぜひお勧めしたい一冊です。

最近「物語の家」という本も発売され、キャラクターの住居から、物語を感じられる素敵な本です。個人的に箱庭的イラストが好なのでこちらの本もとても楽しく読めました。TwitterやYouTubeにも制作テクニックを上げられており非常に勉強になります。

　https://mobile.twitter.com/yoshida_seiji

ドラゴンの教科書

一概にドラゴンと言っても神話の中のドラゴンは姿形、名称はバラバラでいろんな種類がいますよね。そんな世界各地の伝説や神話のドラゴンだけをまとめて紹介してる本です。ドラゴンをデザインする際の引き出し増やしや、ドラゴンについて学びたい方は必読の一冊です。有名な名前のドラゴンは知っていたのですが、知らなかったドラゴンもたくさん載っていて勉強になりました。挿絵が少ないのが少し残念でしたが文字が多く読み応えのある素晴らしい本でした。

幻想生物　西洋編

こちらは上で紹介したドラゴン本のモンスター版といった本で、西洋の幻想生物、現代ではファンタジーゲームのモンスターとしてよく登場している生物を解説しています。掲載種類も多くとても勉強になりました。こちらも文字ベースでの解説で挿絵が少ないという印象でしたが情報量はとても多かったです。

デジタルマーケティングの見るだけノート

一見、イラストレーターは関係ないだろうと思われるかもしれませんがSNSが普及した現代で、企業がインターネットを使っていかに物を売っているか？や個人のブランディングを上げていくには？といった事を考えるのに非常に役に立った本です。フリーランスのイラストレーターという立場は規模こそは小さいですが、1つの企業と言っても過言ではなく学びがたくさんありました。

本のタイトルに「見るだけ」とあるように複雑でわからないような説明はなく、見開き2ページで1ページは図で解説してくれるので、とてもわかりやすい本で、2時間ほどで読み切れます。後半では5Gが主流なった時にこんな世の中になる、というような近い将来をWEBマーケティングの目線から解説してあって面白かったです。

VAN LIFE Your home on the load

住み慣れた場所をは離れ、自由を求めて「路上」へ

こちらは海外でバンで旅をしながら生活している人たちの写真集。マンハッタンの会社を辞めバンに乗って旅に出た人や自分の好みにヴァンをカスタマイズして旅の準備をする人様々な人と愛車。

旅に出たきっかけや旅の中で気がついた事などが書かれてるのですがどの人もただの乗り物としてではなく人生の相棒としてヴァンを愛しているなと思える文章で心が動かされる内容で、僕もはやく次の旅に出たいと思いました。掲載されているバンと風景の写真もとても綺麗で写真を見るだけでも心が躍りました。僕もいつかこんな本が作りたいなと思いました。

まとめ

と、このあたりが最近読んだ本の中で特に印象に残った本で、それぞれの本に発見や気づきが沢山ありました。ご興味がある方はぜひ参考にしてみてください！
こちらの記事もオススメの参考資料本を紹介していますので併せてご覧ください。