ツイッターでどんな記事を書いて欲しいかというアンケートをとったところ質感の描き方の記事を描いて欲しいということだったので今回はメイキング記事になります。
今回も例によって仕事絵、趣味絵の製作ほとんどに使っているお絵描きアプリprocreateを使っての解説になります。
ソフトとして特徴的なことはしていないのでクリスタでもPhotoshopでも使える知識です。
今回は簡単な形状のこちらのおこデビくんを使って解説していきます。
普段グリザイユ技法はそんなに使わないですが今回は立体感を意識してもらうために色は省いて途中から着色します。
1メインのライトを決める
まずはどこから光が当たっているかを考えます。
きほんてきには上からの太陽光ということで画像のように最も明るくなる頭に白を入れました。
2ライトをぼかす
1で入れた白をぼかしツールぼかしてなじませます。
平面的だったおこデビくんに立体感がでました。
3ハイライトをいれる
光の当た流部分の頂点にハイライトを入れます。今回の質感では薄めですがキラッとさせたい時やテカテカさせたい時は強めの白を入れます。
ハイライトは角や尖った部分には強く入るので日常の物のハイライトの入り方を意識してみましょう。
4照り返し&ほっぺの立体感
地面からの反射光で陰の下が少し明るくなります。
ほっぺたの立体感を出すために光をついかしました。
5影を濃くする&線の上から加筆
光と陰のコントラストが弱く感じたので乗算で影を強くします。
ツノの先端部に白を追加して、口の部分を線の上から加筆して周りになじませました。
6アウトラインを薄くする
アウトラインの色が強いので不透明度10%にした白を置いて境界線を薄めています。
左側のほっぺの境界線は出っ張っている間が出るようにそのままにしています。
7色を載せる
影の部分がくすまないようにまず新しいレイヤーを作り、レイヤー効果の【追加】で青色を不透明度60%のせます。
その上にもう1枚レイヤーを作り【オーバーレイ】で赤を100%でのせました。
さらに、目にも色を載せるためもう一枚レイヤーを作り【オーバーレイ】で黄色を100%でのせました。
8シルエット調整
ここまできて顔丸すぎだなと思ったので目の外側を少し削りました。
この段階で色々バランス調整することは多々あります。
厚塗りの利点はバランス調整がしやすいところも厚塗りの利点だと思います。
目にハイライトを追加しました。
9全体の色味調整
色味が薄いかなと思ったので8までの段階のおこデビくんをコピーして上に【オーバーレイ】30%でのせました。
色味が濃くなりましたね。(濃くしすぎには注意)
10陰との境界に色味を追加
肌の色味が紫一色しかないので影と光の間にオレンジ色をのせました。
絵の中の色味を増やしてあげましょう。
完成
こちらで完成です。
趣味で描いてる絵だとここから気になったとこを直したり、色を変えてみたり、目の部分の立体感を詰めてみたりとこねくり回すのですが今回はこれで完成です!
いかがだったでしょうか?かなり基礎的なところからの説明でしたがほとんどの物体がこのように光を受けて見えているので日常の物の形や質感を観察してみてください。
おこデビくんをさらに怒らせるとこうなります。
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今回の他にも
・1ポイント抑えるだけ!宝石やスライム等透明感のある物を描こう
・霧と明暗を使ってできる時短術
・発光しているものを描こう
・ハイライト一つで質感が決まる
・ドラゴンの鱗の描き方要点を抑えよう
・絵ってシルエットさえ押えればOK
・一色で色を塗ってませんか?色味を増やそう
等、情報商材のタイトルみたいですが今後更新していきたい記事内容はこんな感じであります。ご興味ある方は是非投げ銭をご検討くださいませ。
ご好評いただけたら添削プランとかも用意したいですが投げ銭無くて今回で終わったらすみません。
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