iPadを使うクリエイターへ向けて、ノマド・イラストをご紹介

Nomad Life

絵かきがiPadを装備して一ヶ月【クリスタとProCreateの線の差がひどいぞ】

一週間目で記事を書いたのですが気がつけばはや一ヶ月がたちました。
今回も最近描いたイラストと合わせ気がついた点などを描いていきます。
前回の記事はコチラ

まず、この一ヶ月の総括
ツールにも馴れてきて描くだけならストレスも感じなくなり、徐々に仕事でも使うようになった。

まだiPadだけで完結した仕事はないですがほぼほぼ描けそうといった見解です。
PhotoshopにあってProCreateとAffinityPhotoにない機能も多々あると思うのですがこれは慣れていくしか無いですね。
ディスクトップの頃とくらべてイラストの詰めの段階での時間がかかると思っていたのですがこれは液晶がディスクトップより小さくなったことによる弊害かなと思います。

前回の記事でクリスタほどきれいな線が描けないと書いていたで検証してみました。

最初、ProCreateの初期設定のA4キャンバスを使っていたのですがこのキャンバスの解像度が132bpiと解像度が低いためおきる線のジャギのせいだと思ったのですが同じキャンパスに4つのツールで描いてみたところけっこうな違いがでました。

キャンバスサイズ
1786×1469pix

解像度350

一番左のブラシが筆圧感知なしの丸ブラシで6pixのサイズです。(ProCreateの線は~%で表示されるのでだいたい近い太さで書いています。)
PhotoshopとAffinityの線は同じ感じで特に気にはならないのですが、
ProCreateの1%の線とクリップスタジオの2pixでは大きな違いがでました。
ProCreateの謎のジャギ線がかなり気になります。
設定次第で変えられるのかもしれませんが先の太さが2%以下だとジャ切りが目立ち汚くなる印象です。3%がぎりぎりくらい。他のブラシを普通のサイズで使っているときは気にならないのですが線画を描く際などに気になりました。

2017年11月8日追記。
いよいよiPadアプリ版のクリスタが登場しました!!ただし月額制

最近描いたイラスト

今回も基本的にはProCreateを使って描いているものが多いです。
仕上げや補助にAffinityPhotoといった感じで描くことが多くなってきました。
エフェクトを足したり選択範囲はAffinityPhotoのほうが優れているように感じます。
7月後半は仕事絵が結構あってあまり多く描けませんでした。

 

1ライコウ
かっちり系の塗りで描きました。

2トリトドン
あまり納得のいかないできで、これ以上描いても良くならないと思い切り上げ

3キャラクター練習
グリザイユで大体の形を取ってオーバーレイで色乗せてその上から描く描き方
途中で飽きてポイ

4ファイアドレイク
こちらもグリザイユからの書き方。タブレットの画面が小さいからか、
グリザイユで形をとってから色を置く書き方が描きやすい気がする。


twitterにタイムプラスで撮った過程も上げました。左右反転しすぎ

//platform.twitter.com/widgets.js

 

5A whale journey
しっかりしたイラストを完成させようと描いたもの
クジラのモチーフが好きなので楽しく描けました。
ProCreateの公式ツイッターさんからもコメントいただけて嬉しかった。

とこんなかんじです。僕は厚塗りで描くので上であげげた線のジャギの影響はそんなには受けてないかと思います。
あとそまで拡大してみることもないとは思います。
それでもこうもクリスタの線の綺麗さを見せつけられるとiPad版クリスタを望まずにはいられないですね。
以上、一ヶ月使ってみてでした。Affinityphotoもメインで使ってやりたいんだがいかんせんProCreateが楽すぎて

10/13追記
iOS11になり非常に作業がしやすくなったと感じています。記事はこちら

  • B!