今回はiPadでイラスト制作する上で最もよく使っているprocreateの設定を紹介します。
Procreateを購入したものの、普段キーボードで慣れているから使いにくいと思われている方が多いので今回は設定を紹介します。
前回のアップデートでこれまで編集できなかったジェスチャー入力を好きなショートカットに設定できるようになりました。
設定方法
まずは左上のアクション（レンチのマーク）をタップして
環境設定のタブを開き
ジェスチャーコントロールをタップ。
ジェスチャーコントロールその1
クイックメニュー
これが1番使い勝手がよく、使用頻度が高いので『タッチ』に設定しています。
タッチは画面のどこでも指で触れたら呼び出せるので1番よく使う機能をこのジェスチャーに入れるのが早くてオススメです。
6種類のショートカットボタンを呼び出せます。ボタンの部分を長押しすることで自分の好みのものに変更できるのでよく使う機能をここに割り当てておくといいでしょう。僕はバランスを見るために左右反転をかなりの頻度で使います。
僕は上のように設定していますが消しゴム、ペイント、ぼかしはここで切り替えずに普通に左上のボタンで切り替えているのであまり使っていません。
対称の可視化はセンターにガイド線が出るようになります。
レイヤーをシンメトリー設定にして描く時に使います。こちらも前回のアップデートで追加されたシンメトリーという機能用のものです。
この前までは描画アシストというパース線の表示非表示が切り替えるぼたんにしていました。パース線を頻繁に使う方はこれにしておくといいと思います。
実際のサイズはキャンバスの実際のサイズで表示してくれます。これもほとんど使ってないです。
こう考えるとほとんど左右反転しか使ってないですね…兎にも角にも左右反転が優秀なので問題なし
スポイト
クイックメニューと同じぐらい使うスポイト機能、厚塗り塗りの絵には必須と言ってもいいツールです。
初めはこの機能をタッチに割り当てていたのですが今は『□をタップ』に割り当てています。（初期設定）
パソコンのPhotoshopで描いていた時のシフトを押す感覚で□を押しながらペンで色を拾っています。
ジェスチャーコントロールその2
コピー＆ペースト
これもかなりの頻度で使うジェスチャー
コピー、ペースト、カット、全てをコピー、コピー&ペースト、カット&ペーストがまとめて表示されるので使い分けています。
選択範囲で必要な部分を選択してこのジェスチャーを出してコピーやカットペーストしています。
カットはいらない部分を消去するときにも使っています。
このショートカットを知っているのとそうでないのでは作業スピードがだいぶかわります。
初期設定では『3本指スワイプ』になっているのでこのままでいいと思います。
レイヤーを選択
このショートカットは前回のアップデートで追加された新しい機能です。
こちらはうまく使えばわざわざレーヤータブを開かずに選択しているレイヤーを切り替えることができます。
僕はそこまで使用頻度が高くないので『タッチしておさえる』に設定しています。
意外とわかりにくい隠れたジェスチャーコントロール
コピペメニューは上で書いたものと同じです。
この他にもあるのですが僕が主に使うのはこの辺りです。
この中ではレイヤーオプションと塗りつぶしの使用頻度が高いですね。
まとめ
このようにprocreate には豊富ジェスチャーコントロールがあります。
使っていて、この使い勝手の良さが他のペイントアプリと比べ頭一つ抜けているなと思います。
プロクリイエイトを使っている方なら知っていて当たり前の機能紹介だったと思いますが新しく始めてよくわからないという方向けに書きました。
この通りにしなくても自分の好みのジェスチャーに好みのショートカットを割り当てらえるので使っていく上で決めていくといいと思います。慣れさえすればショートカットでキーボードを使って絵を描いていた頃と遜色なく描けるようになると思うのでぜひ練習してみてください。